ベッカム長男がアジア人差別?アジア人は歩くだけで罪なのか?
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/15408017/ |
ことの発端はサッカー元英国代表のデイビッド・ベッカム氏の長男であるブルックリン・ベッカム氏がインスタグラムに投稿した写真とその文章がアジア人への侮辱であるとして全世界からの批判の的となっています。
イタリアで優雅な休暇を過ごしていたであろう氏はそこで遭遇したアジア人の一団を盗撮し、そこにはこう一文を添えています。
「No place like Italy, innit」
直訳すると「イタリアっぽくないよね?」くらいの意味ではないでしょうか?
ちなみに「innit」は「isn't it」の省略形でイギリスの若者の間でスラングとして使われるそうです。
アジア人である僕である僕はアジア人を馬鹿にされている投稿から新しい知識を得てしまいました。なんたる皮肉でしょうか?
少し、この投稿の真意を見て見ましょう。
イタリア旅行中におそらく中国人?のあまりの多さにびっくりして、そのまま投稿してしまったんではないかと思うのです。そこに馬鹿にしようという明確な意図があったとは個人的には思いません。おそらく彼の中ではアジア人っていうのは素で下に見ているところがあって、決して人種差別をしようという目的の投稿ではなかったのではないかと思うのです。
多くの企業がスポンサーについている彼ですから、間違いなく中国をはじめ、アジア系の企業の資本が絡んでるはずですから、アジア人を馬鹿にすることができないはずです。
我々がテレビのバラエティでよく見る芸人たちが金髪のかつらをかぶって鼻の付けものをして「ニホンゴワッカリマセーン」ってやっていますが、これも我々からしたら全く侮辱の意図はありません。しかし、ある人からみれば侮辱されていると感じずにはいられないそうです。
無知ゆえの、ってやつですかね。
意図的ではないがために、より厄介な気がします。彼の価値観とかに組み込まれているわけですから。
僕も日本で中国の一団が通りを横に広がって大声で中国語話して周りに迷惑をかけていたらなんだこいつらは!と思うこともあるかもしれませんが、写真をみると女の子が1人イタリアのスーパーで買い物してるだけですよ?普通じゃないですか。
それをこう言ってくるのはもう彼の価値観の中でアジア人っていうのはヒエラルキーの下で、ナチュラルに見下す存在なのだろうなと思うと、悲しいですね。
ロサンゼルスの短期留学を決めてから、日本にいるときでも世界のニュースに目を向けるようにしているのですが、日本では実感できないような新しい価値観に出会えます。
きっと僕も無知がゆえの誤った行動をとっているかもしれません。今回の事件は単純になんて馬鹿な息子だと憤慨するだけでなく、自分への教訓として、またこれからの海外生活へ、国際的教養人への道への活力しようと思います。
もっと世界を知らなければ。
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